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BLACK WINDS
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作詞 アウトレット |
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空気が黒く濁る度に人は前へと進んできた
無色のはずの風に色を付け加えながら
何かを犠牲にしないと人は進めないのだろうか
道端に咲く花をわざと踏み荒らすように
一台の車が横切った
遅れて吹く風に君の髪は
艶やかに流れるけれど それを梳かすのは黒い風
本当の風が吹く場所が未来にあるだろうか
君の髪に黒い風は似合わない
いつまでも流れるその髪を見つめていたいと願う
僕の側を黒い風が埋めた
涼しげな風はいつしかうだるような風へ
花もこんな風に揺られたくはないと思ってるだろう
淀み流れるのは川だけじゃなかった
鳥もこんな風に翼を乗せたくはないだろうに
いつ止まるんだい この暴\走は
黒い風が世界を埋めてく
逃げ場は残念ながら少なく それもどんどん減っている
本当の風が吹く場所が未来にあるだろうか
君の髪に黒い風は似合わない
いつまでも流れるその髪を見つめていたいと願う
僕の側を黒い風が埋めた
透明な風を捜し歩いた 君の手を引きそこへ連れて行く
見えない風の中 髪が揺れる
ふと振り向いた瞬間 黒い風に変わった
本当の風が吹く場所が未来にあるだろうか
君の髪に黒い風は似合わない
いつまでも流れるその髪を見つめていたいと願う
僕の側を黒い風が埋めた
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