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蜘蛛の詩人
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作詞 アウトレット |
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怖気づくのが得意で 今日も動けずにいる
愛の言葉一つも 叫ぶことも出来ずに
絡まるこの糸は 心さえ絡め取る
きっと怯えるだろう 浮かぶ顔が恐いんだ
誰が創った 醜い姿 6本の脚のこの姿
愛の言葉の代わりに 唄を紡ごうか
五線譜を作ろう 葉っぱに糸を掛け渡し
糸に光る朝露の雫で 愛のメロディーを語ろう
怯えられるのが恐くて 一人葉の影に隠れ
ただ見つめている 好きな君は a beautiful moth
綺麗な化粧粉 空気に振りかけて
木漏れ日に酔いながら 今日も舞い遊ぶ
誰が望んだ 醜い姿 8つの目のこの姿
君は一目見たならば 泣いてしまうだろう
五線譜を作ろう 葉っぱに糸を掛け渡し
せめてこの想いだけでも 雫に乗せて送ろう
例え君が振り向いてくれたとしても「僕は蜘蛛」
五線譜は檻となり 君の自由を奪うだろう
だから・・・
五線譜を作ろう 葉っぱに糸を掛け渡し
ただ静かに葉の影から 唄を紡ごう
五線譜を作ろう 葉っぱに糸を掛け渡し
こぼれる僕の涙 糸に乗せて 届かぬこの想いを囁こう
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