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ただ想うのみ
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作詞 神上 明華李 |
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「貴方が好きです」 まるで機会音声みたいに裏返った声で
[えー!やべぇよ今の!まじでドン引きだょ!つーか声ど うやって出してたかなんて今さら思い返すこともないわ!]
「ありがとう」ただその一言だけで去っていくあなたのおおきな背中
[は?答えていけよせめて! こっちゃぁ声ひっくり返してまでてめぇに
告ってたんだぜ?!一言ぐらい返してからかっこよく去れよ!]
その日はベッドでずっとごろごろ ごろごろ
たまに顔 思い出してみたり 思い出せなかったり
何してても 格好よくて いつだって 大きくて
あたしのことだけ名前で呼んでくれたりしてさ
嬉しかったなぁ 貴方といられて 本当に良かった
楽しかったなぁ 貴方がいたから 本当に良かった
そんな楽しかった日常も あと数日で終わってしまうのかと思うと
すごく淋しくて 悲しくて 切なくて
蛇口から溢れる水みたいに ぽろぽろ ぽろぽろ
生暖かい感情とともに流れ落ちてゆくナミダ
頬に何本も道をつくってはベッドに染みを作ってゆく
ねぇ返事は? メールでもいいよ できれば電話がいいな
・・・・・・・できれば直接がいいな 貴方の心地よいその声で
低すぎず高すぎない貴方の音を直接あたしの耳に焼き付けて
離さないでいてほしいから あたしを
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