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「非通知着信」
作詞 蒼龍
君と別れて ずいぶん時が流れた
よく毎晩電話してたね
毎日 君からの電話は非通知着信だった

別れて 時が流れたある日
突然非通知着信がきた
僕は驚いて でることが出来なかった
ずっと 待ってたのに
せめて思いだけでも 伝えたかった


暗い部屋 君がいた灯りはもうない
携帯片手に握り締めて
ずっと 君からの電話を待っていた

離れても 時が流れても
毎日聞こえる 君の綺麗な声
涙が溢れだす 思い出がよみがえっていく
瞳閉じて 君はいま
何してるかなって 考えてる


非通知から 何度も電話がかかってくる
僕は勇気をだして 電話にでてみた
電話の向こうから 君の泣き声が聞こえた
驚いて すぐに電話を切ってしまった
でも 後悔は無かったよ

あの日から 電話はかかってこなくなった
僕は携帯を片手にとって
このボタンを押せば 非通知拒否になる
君と話した 思い出ふりかえり
「ありがとう」とそっとつぶやいて
涙滲んだ ボタンを押した

あれから 一回だけ非通知から着信履歴があった
きっと 君からの電話だよね
拒否の言葉聞いた時 君は何を思ったのかな
嫌いになった訳じゃない 僕も君が好きだけど
でも これが僕等のためなんだよね

「別れて 時が流れたある日
最後の非通知着信がきた
きっと この着信は
最後の君からの 贈り物なんだね」

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 「非通知着信」
公開日 2006/02/03
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 失恋
コメント 実話を元に作りました
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