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東京ラプソ\ディ
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作詞 スダチ |
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自分を好きになれないままの 毎日はきらめかない
いくら這いつくばろうとも
何度だって 目の前で立ち上がって
ヒトの足はそのためにあるのだろう
東京って町に居ると 長さが同じで手足の見分けが付かない
交差点でうごめく黒い点 地下鉄に詰められ
ときには 頑丈に絡まってしまいそうだ
袖をもてあまし、自転車に乗っていた
あの頃僕が見下ろしていたのは やっぱり夢幻
誰にも こんな町では星が見えない
価値観で創りあげた愚像を信じてる
窮屈な地から飛び出して 僕はここに来た
ギターを一本かついでたっけ
いくら ネオンサインが眩しくても
正面から見れば ここは僕の故郷
足をふらつかせて 電信柱に当たる 心が砕ける
そんな毎日も悪くない そうやって
足下の小さな喜びを見つけられれば
何度ふまれた 道ばたの花も
僕の肩越しに 広がった空を仰ぐはずさ
ガクに飾られた記念写真も
裏返せば 涙の発見があるかもしれない
どこの世の中にも 不動の名曲がある
ギター一本でうたわれる
それは 壮大な宇宙でも、
首都高でも 響く思いは一緒
自分を好きになれないままの 毎日はきらめかない
いくら這いつくばろうとも
何度だって 目の前で立ち上がって
ヒトの足はそのためにあるのだろう
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