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YOU
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作詞 ATOM |
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土砂降りの雨の中 傘もささずに走り去ってく
君の後ろ姿だけが いまもまぶたの裏に焼き付いている
追いかけることも出来ずに 立ち尽くしていた僕の弱さは
この降りしきる雨のように 今も僕の心を濡らす
僕は君を好きになって 君は僕を好きになって
手をつないで歩く街の風も 何だか違く感じたんだ
強く結んだ心の糸は いつの間に緩んだのだろう?
穏やかな秋風が 木枯らしに変わる頃…
あの日の涙さえ気づかなかった僕を 許してはくれないのだろう
僕らが最後に交わした言葉 君は覚えてる?
「君はまるで空気のような存在だ」って 僕は行った
すると君は怒って 出て行ってしまったんだよね
「いるのが当たり前の存在なんて嫌だよ」って
そうじゃないんだ 僕が言いたかったのは
「空気と同じように君がいなくなったら
僕は死んでしまうよ」ってことだったのに…
君がいなくなってからは 僕の脱け殻だけが街を歩いた
どうしたって埋められない この心の大きな穴は
あの日の涙に今頃気づいた僕は もうこのまま消えてしまうよ
もう一度あの日に戻れたら 必ず君を追いかけるよ
そして捕まえて離さない そんな強さがあったなら…
いつか生まれ変わりまた出会ったら もう二度とほどけぬよう
この心の糸を強く結ぼう 心離れることないように
あの日の涙さえ気づかなかった僕を もし君が許してくれるなら
もう一度生れ落ちた二つの生命(いのち)を もう一度一つに溶かして…
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