ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

白痴
作詞 こんぺいとう
常に寂しさを求める僕らは
渡り鳥同士のように
たまたま同じ湖に降り立った
真冬の凍りついたままの水面で

何故ここに羽を休めたのか
何故ここに君がいるのかも
何も分からないままに
今僕らはここにいた

太陽の温度は ここまで届かなくても
光に霞むだけの君の姿が 確かに見えた
氷の湖が 溶けてなくなってしまうまでが
二人のタイムリミットなんだろう

氷は溶けてゆくけれど 蕾はこれから開き始める
二人は 一緒には生きられない
君には 君の季節があるんだね
今は所詮は ちょっとだけの交差期間

雪解けの小川が流れ込む
少しずつ濡れていく足元
それを見た草花たちが
僕に「飛べ」とけしかける
このままでは 沈んでしまうと

僕は考えていた
たとえ沈んでしまってでも
ずっと君を見ていたいのか
草花たちを裏切ってでも
君と一緒にいたいのか

君には浅すぎるこの湖も
僕には深すぎた
首まで水がきているのに
僕はまだ考えている ずっと考えている

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 白痴
公開日 2006/02/02
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 傑作かな?
こんぺいとうさんの情報
  • プロフィールは公開されていません













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ