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NO MOSAIC
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作詞 玉響 |
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X指定の映像に興味はない
僕が見たいのはモザイク無しの真実
穿鑿した過去に残されてた絶望の塊
暗雲が空の彼方から嘲笑っていた
静謐の地で浮かべた劈頭の願いも
壟断の丘に届くことは出来なかった
蜿蜒とただ渦巻いてる光のない情景
邯鄲の夢にも似た儚い輝きに抱かれて 快哉を叫ぶ
燃え盛る瓦礫の上で彼女を知った
瞬間に紅の火花が胸を貫いた
執拗な程の慫慂に苛立つ魂
極彩色の終章は叶わぬ幻想
無聊を慰めるのは彼女の笑顔だけ
脳漿を絞る必要など何処にあるの?
慟哭の姿を見れば抱擁したいさ
尾籠で不器用な僕でも愛は壊さない
荼毘に付されても面影を辿れば また逢えるから
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