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Orion
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作詞 戌子 |
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失くした pieces of dream
それを拾う貴方の姿は
荒んだこの心に
差し込んだ小さな光だった
「過去は消せない」
そう吐き棄てるように呟いて
そっと涙を拭いてくれた
あの冷たい手の暖かさ
いつから拒んできたのか
人の温もりは時に痛い事に
思い知らされた過去の記憶
蒼い空にこの身を預けた
素直になれってヒトは言うけど
なれる相手がいるアンタ等にゃ
一生かけても解りっこないよ
囚われの姫に空は見えない
white snow 街に歩く恋人達を
妬むように羨むように
いつまでも幸せである事だけを
オリオンの星達に願う
「この街を出る」
メッセージに気付いたのは翌日
機械音と共に響く
聞き慣れたあの冷たい声
陽気な春の日差しも
焼き尽くす夏の太陽も
秋の時折吹くぬるい風も
永遠に凍り尽いてしまえばいい
貴方へのこの想いも
そしていつか巡り巡って
この身に宿る魂に伝えて
だってあたしの生きた証なんて
貴方を愛した事以外に思いつかないから
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