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桜雪
作詞 スムーチ
ひろげてた掌に降った雪が
とても冷たい
あの桃色の雪の降り止まなかった
春は来るの?
悪い癖のある足が雪にかきなぐる
気まぐれなpicture
輪郭のはっきりしない気持ちを
デッサンしたように
あやふやな角ばかりだね
こぼれた涙がその絵を消して
揺れる髪とさびしい肩の上に
とても冷たい雪が舞い落ちる
体を少ししめらせる白い雪
大勢で見下ろしてくる桜並木
咲く花もない 降る花もない
桜雪は降らなくて
春はまだまだ来そうにない

白い雪の下から覗かせる
ようやくついた桜の芽
冷たい雪がもうすぐとけそう
咲いても桃色の雪は降らないのかな?
ねぇ 桜雪 咲いてもとけないでいて
春一番が吹きそうだよ

ゆっくりひろげた掌に
ゆっくり降り始めた桃色の雪
キスの雨とささやき声が降り注ぐように
桜雪が降ってるよ
ねぇ 春だよ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 桜雪
公開日 2006/02/01
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 失恋
コメント 冬に降る白くて冷たい雪と、春に降る桜の花びらを、2種類の「雪」としました。失恋したけど新しい恋を見つけた詞です。
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