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よるのうた。
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作詞 緋凪 ヒジリ |
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目の前が真っ暗だった
そっと目を開けて
目の前の惨状を知る
一面の黒紅漆黒
地平線まで
水平線まで続いていた
なんて残酷な風景画
手のひらを見て目を背ける
一瞬の前には
キミを抱き締めていた
その手の面影は何処へ
海にその手を浸してみても
海と僕の手は同じ色
色は落ちるどころか染み込んでいく
いつしか金色の月が昇り
一面の色たちを輝かせる
淡やかな光が闇を引き立て
暗黒の空を露呈する
こんなにも暗い
こんなにも紅い
嗚呼 コレが夜なのか
夜はいつまで続くのだろう
キミは朝に迎えに来ると言った
夜の次は夜
夜の次は夜
朝が来るまで
僕は存在出来るだろうか?
闇に喰われながら呟いて
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