|
|
|
無題の応援歌
|
作詞 アウトレット |
|
叫ぼうとしたって声が出ないほど 泣き叫んだ夜だった
渇ききったその咽喉で ただひたすら夜明けを待った
羽ばたけるならどんな壁も 飛び越してゆけるのに
でも僕らは手と足で あえて壁をよじ登る
失った涙は数知れない
剥がれた爪も数知れない
それでも生きようとする
決意の背中に吹く風に乗せて
犠牲になった夢たちや 歩んできた時が手を繋ぎあって
題名のない応援歌を 君だけのために歌っている You`re no title hero.
「削られた靴底と同じ量の命を削って
ここまで歩いてきたけど 失ったものはそれより多い」
それは失ったんじゃなくて
持ちきれないから捨てただけ
何かを得ては捨てて
大切なものをそうやって見極めてゆくんだ
君が捨てたものたちは もう二度と戻りはしないけど
削られたその靴は 君だけに光る勲章となって
未来を照らす
捨てた後で後悔はいくらでもしていい
その悔しさはもっと大切なものに変わる
君が今立つ地面は 君が作り上げたものなんだ
犠牲になった夢や涙や捨てたもので出来ている
挫けた時だって 振り返れば聞こえてくるはずだ
題名のない応援歌が 決して裏切らない歌が
You`re no title hero.
|
|
|