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永遠のねむり姫
作詞 長瀬
木が欝蒼と茂った深い森
そこにはとても大きな城があった
私は隣国の王となりそこへ
父が勝手に決めた『相手』を迎えに行く

初めて君を見て私は父に感謝した
白く透きとおった肌に映える緑色の瞳
薄いピンク色の唇に細く頼りない身体
全て理想通りの美しい女性だった・・なのに

彼女の瞳は悲しみで満ちていた
私と目が逢った時には一筋の涙が
こぼれて消えた
『そんなに悲しまないで』
なんて言える立場じゃなくて
私はただ見ているだけだった


彼女は身体に病を持っていた
もう、何年も続いているらしい
あと、少しの命しかないのに
私の『相手』とならねばならない

その運命が信じられなくて信じたくなくて
彼女は逃げたけれど身体が重いどおりに動かない
そんな彼女を少しでも支えたくて幾度も
彼女の部屋に赴き、最初は警戒した・・けれど

少しだけ私を受け入れてくれた
それだけで私は嬉しかった
何時しか君に恋をしていた
あるひ君の部屋を訪れたときに
君は顔色をなくしてねていた
その時から君は永遠のねむり姫

私に思いを伝えるチャンスも
一緒に生きていくことさえ出来ない
永遠のねむり姫は今日も目を覚まさない

永遠のねむり姫は今日も目を覚まさない

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歌詞タイトル 永遠のねむり姫
公開日 2003/07/13
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コメント 物語チックな詩です。よかったら見てください。
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