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悲しい世の中
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作詞 みらの |
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これは私の体験談です。
年末に朝から塾が入ってて、バスで行こうと思ってバス停に行きました。
そしたら、年末年始特別ダイヤとかでいつもの時間にバスが来ませんでした。
そのことを知らなかった私はかなり慌ててバス停の前をウロウロしていました。
両親は仕事で私が塾に行く時間には居ないので送ってもらうこともできません。
私が泣きそうになっていたら、向こうの方からしらないおじさんが来ました。
そのおじさんは私の慌てぶりをみてどうしたんだ、と声をかけてくれました。
私はおじさんに事の経緯を話しました。
するとおじさんは、「そこで待ってな。」といってなんと家までもどって車を取りにいってくれたのです。
おじさんは私を乗せて駅前の塾まで車を出してくれました。
私は怖かったです。
見ず知らずの私にここまで手を差し伸べてくれるのに
知らないおじさんが怖く感じました。
普通なら素直に感謝しなきゃいけないのに
ありがとうの言葉は言えたけど、声は震えていて。
好意を素直に感謝できない私。
でもそれは私だけの問題じゃないと思います。
この世の中。誘拐事件や殺人事件が多発しています。
学校や家庭で知らない人に付いていっちゃだめ、と教えられた人がほとんどでしょう。
それは感謝の気持ちを隠して、人を疑うことしか出来なくなるのではないでしょうか。
複雑です。
どうしてこんな世の中になってしまったのか。
感謝もろくに出来ない人間になってしまうのだろうか。
あなたは今の世の中、どう思いますか。
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