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“Destiny”
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作詞 ロック★ |
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お気に入りの缶バッチの
ロゴは『運命』を示すものだった
空像と笑う者には
なんて不似合いな飾りだろうと思った
もしもいつか信じられる相手が
現れる夢を見るなら
今 此処にいる君は何なんでしょう
少し悔しくて
幸せなはずなのに
ウォークマンからは 切ない曲ばかり 響いて
小指も薬指も差し出さずに
紡ぐ 愛情 無重力
目に映る形などはどうとでもなる
触れられないモノに憧れを抱いた
箱のフタを閉じたら開いたピンを
刺して一筋の光を得ようか
結局掴めやしないけど
指先に赤い点を滲ませるよりは
痛い思いをして君に泣きついて
甘えられるのなら
太陽を抱けたかもしれないけど
それはあまりにも眩しく
フィルター越しに望む
未来だけ音も無く・・・ 笑って
小指も薬指も差し出さずに
繋ぐ 手と手を とりあえず
実感や意識などはどうでもよく
創り出す道筋に必然を見た気がした
(君が くれた)
お気に入りの缶バッチの
ロゴは『運命』を示すものだった
空像と笑いながら
どうして手にして離せないのかわかったよ
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