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雪と戻れない少年
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作詞 アウトレット |
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冬空の真下で 白い絨毯を
敷いた懐かしい校庭にたたずんで
真ん中あたりで 雪とたわむれる
幼い僕の残像を雪のスクリーンに映す
暖かな雪を感じていた 降り積もる雪の中で
手をかざし捕まえた雪は冷たさを残して消える
あぁ いつからか僕にはもう暖かな雪は降らない
寒空の真下で 白い粉雪が
しんしんと降り積もる 色はあの頃のままに
暖かな雪で遊んでいた 手が汚れてもかまわずに
泥さえも掴めなくなった自分の手をじっと見つめて
あぁ いつからか僕にはもう汚すところがなくなってる
手を汚すことが怖くなったのは
心を見せ付けられているような
そんな気持ちに気付いた時からだろう・・・
僕は戻れない少年
暖かな雪を感じていた 降り積もる雪の中で
手をかざし捕まえた雪は冷たさを残して消える
あぁ 戻れない少年が雪の冷たさに泣いている
掴み取った雪は少年にとって痛いほど白い・・・
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