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365日よりも深い傷
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作詞 翔希 |
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春が過ぎた。
夏も過ぎた。
秋さえも過ぎた。
そして5度めの冬がもうすぐやってくる
あれからもう、19個もの季節が過ぎた。
僕の心の中は今でもあの時のままの深い雪の中にいる
決して止むことのない雪と共に・・・・・
僕はそんな軽い気持ちで君の事ことを好きになったわけじゃない
僕はそんな簡単な想いで君のことを想い続けてきたわけじゃない
ずっとずっと大好きだった愛しい人
隣にいて、側にいて、話をするだけで嬉しかった。
幸せだった。
本当に本当に大好きだったんだ。
ずっとずっと隣にいて、側にいて笑いあっていたかった。
「あきらめる」なんてことできるわけない
そんな大切なこと、簡単にできるわけじゃないから。
フラれるならフラれるでいいんだ。
認めたくはないけれど、それはどうしようもないことだから。
でもその「答え」をきちんと「君の声で、君の言葉で、君から聞きたかった。」
ただ、それだけ。
それだけのことだったんだ。
そのことを伝えたかったから、君を呼び出そうとしたんだ。
なのに。
君は来てはくれなかった。
そんな小さな言葉だけ、僕の想いだけ伝えたかっただけなのに。
「伝えることさえできなかった。」
君は何事もなかったかのように笑っている
僕の気持ちなど知るはずもなく・・・・・
ただあの人と笑い合っている・・・・・
あそこには数年前まで僕がいたのに・・・・・
どうして・・・・・?
今は君の顔、正直あまり見たくはないよ。
君の顔を見ると、行き場所のない僕の想いが溢れて
目の前が見えなくなるほど大粒の涙で
僕の顔を隠してしまうから・・・・・。
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