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苦い煙草
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作詞 Baron |
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真昼 蒼い空にはまだ白い月が 何だか僕のことを見てるようで
煙が雪と溶け合う また心に黒い水溜りが出来たみたいだ
僕は煙草の火を心に押し当てて どうか僕が君から消えるようにと祈ってた
君の傍にいるなんて軽々しく 口に出せるほど僕は
自立もしてないし 弱くて軽い人間だったんだ
例えば この変わった匂いのする煙草も僕は好きだし
君の仕草だって 忘れられない過去だってここに残ってる
でも 君を守れないのに 何も出来ないのに
ただ時間だけが過ぎる 僕は何がしたいんだろうって思ったんだ
綺麗になりたいなんて思うほど 汚いわけじゃないし
良くなりたいと思うほど 悪いわけでもない
けど 君を守っていけるなんて 自信が無くて
僕は僕で精一杯だったから あの頃 あの時は
でも今この時 君に逢いたいとか 何してるとか
君を思い出すのが 多くて
気づくと煙草の火がどんどん手に迫ってくるんだ
君の全てを理解できない そんな僕はちっぽけだけど
君の隣にいられるように 胸張れるように 生きていくよ
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