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退部届け
作詞 omoigusa
気付いた時には手遅れだった
非道く錆びた両手が崩れる
喜怒哀楽の全てを越えて
今はひたすら嘲るしかない

瞼を閉ざし這い蹲る
とうの昔に涙は失くした
このまま全てが闇に消えて
明日が朽ちれば良いと思った

一体何時からだったろう?
全てが苦痛に思え始めた
動機も理想も何処かで失い
手に残ったのは鞭と義務感

最早楽しくなんてないんだ
張り裂けそうな心が叫ぶ
好い加減に勘弁してくれ
好い加減に解放してくれ

希望を持って歩んだ道で
想像以上に多くを背負った
皆が託していった希望が
日に日に重みになるのを感じる
たった一歩踏み出す度に
命が半分削れる気がする
道の向こうを眺める度に
身体の力が抜ける気がする

涙も堪え歩んできた
逃げ出したくても抑えてきた
だから俺を赦して下さい
俺の両手を解いて下さい

何の為に此処にいるのか?
遂に答えを失くしてしまった
辿る道すら分からないけど
此処にいるより幾分マシさ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 退部届け
公開日 2006/01/03
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 学校生活
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