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懺悔
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作詞 omoigusa |
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募る寂莫感と
涸れ果てた喉
歌う声を無くし
歌う詩を忘れた
切れた絃を独り撫で
音に非ざる音に揺れる
声が涸れたのに
苦しさを感じない
狂った音にすら
関心を抱けない
気が付けば雨の音を
聞く事も嫌になった
心が乾く事を
気付く事は稀だ
大抵は枯れ切った後
朧げに自覚する
枯れた心に響くのは
悲哀でなく寂しさ
朽ちた瞳に映るのは
闇に似た虚無感
他人事みたいな口調
本質は見えてるのか?
思えば多くを諦めた
他人はおろか自分さえ
声を荒げる事を忘れ
大人になったつもりだった
諦める事と許す事を
ドコで間違えたのだろう
最も愛した人に俺は
諦められたと感じさせてた…
自分の罪を知った時
俺は罰を受け入れた
強く抱いた思慕ですら
資格が無いと身を退いた
今更ながら分からない
アレは身を退いたのか
それとも単に諦めたのか
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