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ヒト
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作詞 燐鎖(りんさ) |
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人間が生きて死ぬことに意味なんて無いのだとしたら
私たちは決して神に創られはしなかっただろう
人はいつも何かを求めながら
誰かに求められながら歩き続けるのだろう
デパートが檻のように並ぶ都会があれば
ただ一面砂だらけの砂漠もあるだろう
いつも移り行く天空があるのなら
光を映しながら揺れてる海がある
なぜ 私たちはここに生まれたのだろうか
なぜ 私たちはここで土に返っていくのだろうか
人間の運命が全て決まっていたのなら
私たちに偶然という言葉はなかっただろう
人は真っ直ぐ歩いてるようで
嵐に巻き込まれながら進んでいるのだろう
微笑み 信頼 愛情 平和
大切なことも沢山あるけれど
裏切り 強盗 戦争 殺人
嫌なことも少なからず存在している
なぜ 私たちは助け合いながら生きていくのか
なぜ 私たちは時に蹴落とし合っているのだろうか
人間の心が一つに繋がっていたのなら
心が通じ合う感動は生まれなかっただろう
人は何処かに自分を隠しながら
平然を装って生きていくのだろう
人間は夢を夢と承知で眠りについている
人は悲しいもの また嬉しいものなのだろう
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