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影遊び
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作詞 黎也 |
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麗しく唄う踊り子の
一差しの舞は華のよう
万華鏡のような世の
迷夢はもう醒める事無く
蝶も蜘蛛も眠る夜
彷徨う貴方の影に出逢う
砂紋を蹴り散らして歩く
荒んだ瞳の鈍い光
はらはら舞い散る夜桜を
ひとひら掴めず伸ばした手
ゆらゆら揺れる黒髪へ
届くも触れずに空を切る
石灯籠の灯りの下
貴方が教えてくれたのは
影遊び そして儚さと
涙流せぬ哀しさと
流るる冷たい雨水の
雫が貴方の頬濡らす
その横顔に寄り添いて
貴方と同じ夢を見る
最後に貴方としたいこと
教えてくれた影遊び
あの夜だけの思い出は
貴方と二人影遊び
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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