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タバコノケムリ
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作詞 &mkt |
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寒い冬が訪れる
心の隙間に冷えた風
埋まらぬ時間を満たすために
煙草の数が少し増える
時計の針は止まらない
消えてゆくのは温もりだけで
変わらぬ想い 行く宛もなく
溜め息混じる白い煙
隣に佇む影消えた
厚い雲よ どうかもう一度太陽に会わせてくれないか
もしも、この声が届かぬなら
どこまで行けば届くのか
いつの間にこんなに遠くなったのか
今年最初の雪が降る
思い出すのは かの笑顔
眠れぬ夜は何するでもなく
酒の量が少し増える
震える体 あかぎれの手
紛らすために機械の熱を
人肌恋し 温もりおくれ
満ちることなく垂れ流す涙
あの日、強く握り返した手
いつもはただ添えるだけなのに
そこにこもる想い気付かず 感触だけが残る
もしも、あの日に戻れるなら
手から伝わる想い全て受け止めて抱き締めてやる
分かり合えたはず
・・もう、届かない
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