|
|
|
Traveler
|
作詞 新藤 勝義 |
|
賑やかな人々の声 天に虹が架かり橋になった
その上を商人が渡り その下を僕が歩く
破れた帽子の先には 町を見下ろす時計塔
その上を鳥達が舞い その下を川が流れる
群がる人の輪の中には バルーンアートの大道芸
作った剣をプレゼント もらった子供は大喜び
賑やかなこの町も いつまで笑顔が耐えないだろう
笑える時に笑える人こそ 世界を明るくするんだろう
賑やかな人々の声 青ざめる僕の顔
その周りを人々は避け その前を宿主が仁王立ち
宿賃は足りなかった 軽すぎた僕の財布
血の冷める音がした 走馬灯も見えかけた
群がる人の輪の中には 宿賃のために歌う僕
掻き鳴らすのは小さなハープ 今迄の旅路を唄い語る
価値のあるこの旅で どれほど世界を巡ったろう
今までの人生で どれだけの人に出会ったろう
賑やかな人々の声 暖かな拍手は宿賃を助ける
声援は僕を助け 僕は宿を後にした
賑やかなこの町にも いつまで笑顔が耐えないだろう
宿賃足らずの旅人は 笑顔の一部になれたでしょうか
価値のあるこの旅が 僕の人生の助手席に座った
運転するのはもちろん僕だ 免許はないけど関係ない
運転席は譲らない
|
|
|