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境界線
作詞 貴樹
朝が来れば泡沫になる私を、
君に笑って欲しい
世界の影でしか生きられない私を、
連れ出して欲しい

闇に潜む憂鬱に捕われ、
笑わない私を
光の下へ君が手を引いて、
連れ出して欲しい

紙一重に重なる陰鬱と明快な世界

檻に触れる私の手が、
それを越えて君の手を掴む
一筋だけ見えた
君の笑い、一縷の世界の光

揺れ動くバランスだけが、私を保つ一つだけの鍵

今、風が私の頬を打つ
光が私の視界を浸す
君の笑いが私の耳に染みて
憂鬱さえ笑い飛ばせるよ

空を隔てて、私の世界が壊れる
もう必要ないモノだから
君が、連れ出してくれたから

今、光が降り注ぐ
海を越えて私の元へ
空を分かつ星屑をこの
ちいさな掌へ

君に届けたいこの光
私はもう泡沫じゃない

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歌詞タイトル 境界線
公開日 2003/07/05
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コメント 初投稿です深い心理の世界、重くて不思議な雰囲気を感じ取って欲しいです。
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