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the blue sky
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作詞 鶫 |
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錆びれた街の片隅で小さな猫が鳴いている
煤けた大地の真ん中で一人の少女が立っている
道沿いを通る風 その上を走る空は
ただただ 青が広がっていた
壊れた窓から見た外はそれでもやっぱり
色づいて 僕を悲しくさせていく
俯いたままの瞳に景色は容赦なく
飛びこんで 僕を確かに攻め立てる
君は静かに泣いていた
暗闇から守りたいものがある
どこか世界は冷めているのに
見上げた空の青さに泣きたくなった
旅人が綴ったこの道は僅かな寂しさに
染まっていて 僕を道に迷わせる
この手で散らせた花びらは春の風に
流されて 僕の元には戻らない
君は静かに泣いていた
暗闇から守りたいものがある
どこか世界は冷めているのに
時々どうしようもなく愛しくなる
溢れた海の水底で凍えた魚が泳いでいる
狭まる夜の裏側で誰かが歌を歌っている
道沿いを通る風 その上を走る空は
ただただ 青が広がっていた
君は静かに泣いていた
暗闇から守りたいものがある
どこか世界は冷めているのに
見上げた空の青さに泣きたくなった
道沿いを通る風 その上を走る空は
ただただ 青が広がっていた
どこか世界は冷めているのに
見上げた空の青さに泣きたくなった
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