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鞦韆
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作詞 LIBERTY |
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表\で笑いながら
裏で爪を噛む
なんでなんでと爪を噛む
コンパスで円を描く
中心はコンパスの針であいた小さな穴
でも人の輪の中心は
しっかりうまってる
ブランコユラリ
町が一望できる高台の公園は
秘密基地
錆びたブランコ
精一杯漕いで空に飛んだ
憂鬱な気分
かもし出していても
誰も気づきも見向きもしない
景色は穏やかで
音もなく風が吹き抜けていくのに
景色の中の風に
私はいない
ブランコユラリ
夜の外灯にポツンと浮かび上がった
シルエット
ゆらりゆうらり
小さく漕いで涙流した
一人はいやだ
誰か一緒にいてよ
叫んでみても声は空に消える
ブランコユラリ
町が一望できる高台の公園は
秘密基地
錆びたブランコ
精一杯漕いで空に飛んだ
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