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雪の恋物語。
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作詞 悠架 |
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もうすぐ 彼方は離れていってしまう
もうすぐ 冬なのに もう目の前に
冬はあるのに 君の大好きな
冬。
君が景色から消えるだけで
世界が変わって見えるという事
あなたは知っていますか?
伝えられないけど
どうか それだけは 忘れないでください。
うっすらと瞼を閉じれば
今でも目に焼きついている君の姿
どうしても 抱え切れなくて
零れ落ちてしまいそうな
この思いが・・・。
いつになったら雪と一緒に
溶けて なくなって行ってくれるでしょうか
私はもう耐えられないの
君が居ないってその真実を
受け止める事 もう出来ないの・・・。
寂しいと 何度言ったって
彼方はもう 帰ってきてはくれないでしょう?
お前は俺を愛していなかった
何でそんな言葉 私にかけられたの・・・?
もう悲しくて 崩れそうだよ
支えてくれる人
あなたしか居なかったのに
どうしてもダメだというのなら
花になって
彼方の元に 咲いても良いですか・・・?
君の涙が 私の栄養になるんです。
君の笑顔が 私の太陽になるんです。
君の姿が 私の姿になるんです。
君の全てが 私の全てになるんです・・・。
水を無くしてしまった花は いつか枯れてしまう。
太陽を失った花は いつか枯れてしまう。
君を失った私は きっといつか
枯れてしまう・・・。
ねぇ お願いです。
後 一日で良いから。それまで、私の彼方でいてください。
絶対に もう
彼方を失いたくないんです・・・。
この夢が終わる頃 私も終われたらいいのに
この夢から覚める頃 私も恋から覚めたい
もう こんな苦しく 切なくさせるなら
君を思ってるこの心だって
もう いらない・・・。
助けてください 私をここから出して
もう 耐えること出来ません。
私には 彼方が必要なんです。
どうしても 私には。
彼方の奏でる歌
彼方の奏でる優しき音達
全てを私は愛してる。
私は彼方だけじゃない。
彼方を取り巻くその空気でさえも
私は愛していたんです・・・。
さようなら もうすぐ冬がやってきます。
私もそろそろ 秋にサヨウナラを告げましょう。
いつか
彼方だけの雪と なれるように・・・。
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