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眩い泡沫(まばゆいうたかた)
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作詞 アウトレット |
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水面に浮き上がった 泡がパチンと弾けた
可愛らしい音を立てて 残酷なほどあっけなく
水底で生まれ出でた 泡はただ水面を目指す
弾けて消えると知りながら 文字通り泡沫の様
無数の泡たちは合わさり 時には割れて
微かながら光を放つ そのさまは命の縮図
命、それは 眩い泡沫(まばゆいうたかた)
儚いからこそただ生きようとする
いつかは消えるその時間と場所へ
確かなゴールと不確かな道筋で 今、歩んでいる
数千光年彼方から あの星の光がやってくる
でも千年前にあの星は 死んでしまったかもしれない
見上げた夜空の光が 死んだ星の光ならば
生きている星はこの惑星からは見えないということ
星達にとって此処は 生きた末の終着点
生きた証拠の光を 僕等は毎晩受け取っている
命、それは 眩い泡沫
生き抜いた光は きっと誰かに届く
いつかは消えるその時間と場所へ
確かな歩みと不確かな足取りで 今、近づいてゆく
命、それは、眩い泡沫
終わりあるからこそ始まりもある
いつかは消えるその時間と場所へ
確かな運命と不確かな使命を携えながら・・・
今を生きている
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