|
 |
|
私への罪状
|
| 作詞 未尋 |
|
見つかりはしない 此処まで来る為の道標
私しか知らない 誰にも追い駆けて来れない
だからどうか 放っておいてよ
だんだん暗くなっていく朝の静寂
モノクロに霞んだ机の上のフォトグラフ
網戸越しに光る 水を浴びた草花へ熱を
総てが私を追い詰めて 何処へ行かせたいの？
きっと人は傷つける事で自分を傷つけてる
それに気付かない私は何て酷く汚れてるの？
見つかりはしない 此処まで来る為の道標
私しか知らない 誰も追い駆けて来れない
だからどうか 放っておいてよ
見つけても来ないで やっと独りになれたの
私を探さないで 誰も私の名を呼ばないで
お願いどうか 見放してよ
夕闇を覆う月の黄金の光を葉桜が隠す
染まる事など忘れた紋白蝶は笑えるの？
真実を追うアゲハ蝶は何処を彷徨うの？
私が此処に居る事で 何かが狂い始めるのなら
私が消えれば良い それで済む事でしょう？
私が生きて変わるモノなど まだ見当たらない
見つかりはしない 此処まで来る為の道標
私を見せない為の 小さな簡易なトリック
だからどうか 私を忘れてよ
大きな迷路に隠れた宝探しの古びた地図
それを手がかりに 此処から抜け出せと言うの？
色褪せても
見つかりはしない 此処まで来る為の道標
私しか知らない 誰にも追い駆けて来れない
だからどうか 放っておいてよ
見つけても来ないで やっと独りになれたの
私を探さないで 誰も私の名を呼ばないで
お願いどうか 見放してよ
だからごめんね 泣かないで。
|
|
|
