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302
作詞 結城ゆき
ホントは知ってたよ
会いに行くたび 誰かの匂い隠していたこと

ホントは知ってるよ
君の気持ちが もう私には向いていないこと

部屋を出るとき わざと言わなかった
「また、来るね」って
君は気づいたの?
最後のキスをくれなかった

となりにはコンビニ
向かいには図書館
ありふれた街に佇むアパート
もう叩くことのない
302号室のドアが涙でにじんでる

バスの時間のせいにして 駆け足で君から逃げてく

愛してるよって何度もささやいて
繋いでいた
君を縛っているだけと知りながら ずっとね

たくさんのメールも
ナイショで撮った寝顔も
君に関する携帯のメモリは
もう消してしまおう
“想い出してため息”なんて哀しいから

だけど心のメモリは簡単に消せなくて

住宅街を抜けて
公園の向こう側
ありふれた街に佇むアパート
もう見ることのない
302号室のカーテン 映る君の影

「サヨナラ」くらい言えばよかったかな
なんて、あぁ

バスの窓から遠ざかってく 2人の302号室

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 302
公開日 2005/11/01
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 恋の終わりを予\感していながらも、まだ好きな人を引きつけていたくて頑張って。でも、結局終わってしまった。そんな雰囲気のお別れの詩です。ちょっと長めですが、おつきあいください。
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