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灯台
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作詞 紅い月 |
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ある晴れた朝の日 君は行ったね
誰にも言わずにここを出たね
ある晴れた朝の日 君は言ったね
「俺は一人で行くから」って
君の後ろ姿 ずっと見てたよ
絶対に泣かないって決めたのに
君の背中が消えそうになると 大声で泣きそうになった
でも 君と 君の歩む道の正しさを祈る
この約束は絶対に守るから
君を小さな雑草だと笑う奴に言ってやればいい
雑草がそんな自分たち以上に強いコト
「雑草は踏みつけられても立ち上がるコトができるんだ」
そう言って 奴らに笑い返してやればいい
ある晴れた朝の日 私も行ったよ
君と同じに こっそり町を出たんだ
ある晴れた朝の日 私も言ったよ
「私も一人で行くよ」って
自分の故郷 ずっと見てたよ
誰も見送ってはくれないけれど
でも 三年前の君の 去りぎわの笑顔
霧の中に見えたような気がしたから
私を籠の中の鳥だって見下す奴に言ってやるんだ
小さな鳥にも 捨てられた猫にも プライドがあるコト
「籠の中の鳥だって、自分で籠から出ようとするんだよ」
そう言って 奴らに笑い返してやるんだ
まだまだ君にはたどり着けないけれど
私は歩き続けるから 君は私の前にいて
君も止まらないで先へ歩き続けて
私は その光を追って走るから
君は 私の灯台でいて・・・・・・
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