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氷河期
作詞 ハート
いつしか世界は凍り付いて
触れる全てが熱かった
流す涙は枯れてしまい
そう、全てが怖かった

出口を探していた僕は
最初から見つかるはずもなく
氷で出来た砂漠の上を
戒めのつもりで歩いていた

捨ててきた光は遠くで輝き
失ったから気付く微かな温度
あんなにも簡単に「いらない」と言った
今更手を伸ばすことも出来ない僕

雨がこんなに冷たいなんて知らなかった
それなのに僕の心にぶつかって 溶かす
両手を広げても足りない世界
それでも一色だと思っていた

優しい風が吹く
前触れなんてなしに
零れた滴は何か
変えることができたのかな

いつしか世界は孤独を作り
白い霧が覆っていた
虚ろに名前を口にして
そう、全てが病んでいた

必死で逃げ延びた果てには
幸せが眠っているのかい?
「今よりは苦しくないはずさ」
まだ信じていた僕が答える

独りでも大丈夫だと嘘を付いて
震える腕を抑えつけたかった
傷つきたくないから刃を握り
結局突き立てることも出来ない僕

求める覚悟さえ無しに欲していたんだ
荒れた広い空が美しいと思ったから
地の底に埋まってしまった幸せ
最後の光がこの場所に届く

優しい風が吹く・・・

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 氷河期
公開日 2005/10/20
ジャンル ポップス
カテゴリ
コメント 氷の砂漠
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