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カラ
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作詞 川柳 えむ |
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醜いだろう。
其の心の中は
誰だって好いのだと
只、寂しいだけなのだと
其処に居るのは自分一人。
其処に要るのは自分独り。
美しいだろう。
其の小悪魔の仮面は
誰だって善いのだと
心の底から善いのだと
その様な物には成れません。
その様な者には馴れません。
―\―\独りですから。
独りです 空。―\―\
悲しいだろう?
其の涙の痕は
誰だって辛いのだと
本音では苦しいものだと
空っぽの心にも誰かを。
殻っぽの心にも誰かを。
カラの心を満たす誰かを。
心のカラを砕く誰かを。
―\―\独りでしたから。
独りでは 空。―\―\
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