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IN-CAGE
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作詞 KEI |
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やわらかい檻は その鳥の自由を奪った
遠くに行くことも その一歩を踏み出すことさえ
出来ないよう
鎖は重く 棘はかすかな感触で
確かに自分を締め付ける
なんだこの切なさは、と、
鳥は見えない檻に問い掛ける
風は張り裂けるように 私を詰る
その流れにも負けないこの自分が
何故やわらかい この檻の中
捕らわれたまま
君の声はやさしく 足元を固めてく
声だけ が 自分を引き止める証なのだと
気づくには あまりに刹那で
緩く激しく 肌に触れ
身動きのままならぬ 現状
なんだこの切なさは、と、
鳥は自分の声すら聞こえず
雲は追い立てるように 私を責める
その流れにも負けないこの自分が
何故やわらかい この檻の中
捕らわれたまま
ただやわらかい檻は
静かに 温かく
ただ此処に在るだけで、
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