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旅の記憶〜序章〜
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作詞 神谷健太 |
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目障りな太陽の光
真暗にしてしまうほどの闇を僕に
雨は零れ続けて
忘れられない存在さえ
絵の具の付いた筆で塗り潰してしまえ
思い出せないくらい
だけど…
笑顔消えたあの頃から
この瞳を閉じれば
どこか優しさに溢れている君が
変わらないで
僕に微笑み掛けてくれるから
旅に出る前に確かめた
汚れた世界に生き続けるための声
逢えないまま離れて
なのに…
幸せだけ離れなくて
あの夕焼けに祈った
今はもう誰もいない部屋から
「懐かしくて…」
僕は悲しみさえ感じないよ
あの日君が落とした大粒の涙は
空からの雨になって浮かぶ蜃気楼を消した
なのに…
雨も虹も空に消える
ただ笑顔に魅せられて
僕は大切なことを忘れた箱
朝も夜も
一握りの星屑だけを君に
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