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夜の空しさ
作詞 RADIATION
心の解体を手伝ってくれないか?
一人じゃ手に負えないんだ

病の侵食を促進してくれないか?
遅すぎてじれったいんだ

自分を傷つけることで
少なからず快感を覚えてしまったら
もう奈落の底へまっしぐら
元へは戻れないと覚悟する

でもそれだけじゃ
あまりにも味気ない
誰かを生贄にして
自分を奉るのはどうだ?

訪れない心の夜明けは
いつの間にかなくなっていたらしい
すでに戻れない状態になっていた
でも、そんな事はどうでもいい

夜の妙に湿った風が
胸の奥を突き刺す
薄暗い窓の外が
やけに空しく見えた
訳もなく飛び出した道路は
昼間の雨がまだ乾ききれずに
この視覚をも刺激し
脳の奥にまで隙間を作る
体全身を走る
弱く心地良い電流は
今の状況を
こととごく暗示している

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 夜の空しさ
公開日 2003/06/10
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コメント 最後の一段落はすご気合を入れて作りました。夜の空しさを描写してみました。最初のほうはなかったほうが良かったかもしれません・・・・・
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