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“鳴いた秒針”
作詞 ロック★
守られている実感なんてなくても
守られていたあの日々は
まだ 慰めあえたかな

2人でいることで
幸せにも無敵にもなれた
花を見て笑った
写真に向かってピースサイン
楽しかったのに
失ったものもあって
それはあまりにも大きく
もう埋まらない気がするよ

涙さえしみて消えた

大事にしていた置時計
2人の瞬間 刻んでいたのに
もう机の上には無いよ
あの音が止まっちゃった

愛しているそれだけ
だけど全部過去に食べられて
ほら、未来へ繫がらない

1人になることで
強まる孤独に寂しさ
静かな部屋の中
でも過ぎていく時間
生きているのかな
まだ笑えているのかな
離れられないって信じていたくせに

何一つ約束にならなかった

床に転がった置時計
電池は見つからないまま
どうして拾ってくれなかったの?
冷たくなった空間

大事にしていたのに
いつの間にか壊されて
どうしてこの手は
まだ時を刻めずにいるのだろう

2人で見ていた置時計
元に戻せたらよかったのに
逆さまに針を回しても
もう音をたてない

時間がわからないよ


目を覚まさなきゃいけないのに


食事をしなきゃいけないのに




もう そばにいないから









「愛してた。」

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歌詞タイトル “鳴いた秒針”
公開日 2003/06/09
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