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花火の残り火
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作詞 BANRI |
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蒸し暑さが かすかに残る この川の岸辺で
浴衣を着た君と 二人でした花火
今一人で来ると 昨日の様のことに思い出されます
あの時の君は 輝いていて 羽の無い天使のようでした
来る日も来る日も 君の事ばかり 考えている
残り一つの花火に 火をつけた瞬間 夏休みのは・・・・
最後の一つの花火の 残り火が かすかに火薬の
匂いを漂わせています 多分夏休みに この匂いを
感じるごとに 君を思い出すでしょう
どうかどうか 心の中で 燃え続けていて
何か悲しい事 苦しい事があると この場所に来ています
花火の残りを見ると いつも思い出します
ほかに好きな人も できるわけもなく君しか考えられない
あの日の君は 僕の前から消えていって シャボン玉のようでした
ふと気が付くと 君の顔が思い出せなかった 悲しかった
この火が消えたら 二人別々の道を行こう 僕と君は・・・・
最初で最後の君との恋 この花火に火をつけて
終わりにしよう
でも消えないで欲しい いつまでも君と居たい
忘れたくない
去っていく君の姿 忘れないで
どうかどうか 君の心の 奥にとどめて置いて
花火が舞い上がる空
君と僕の思いも花火にのせて うちあげよう
この思いがいつまでも 空に輝く星に 残っているように
辛くなったら いつでも空を見上げて 思い出そう・・・・あの日の事を
花火の火がだんだんと 薄れていきます 空へと
打ち上げられた 花火は ずっとずっとこの胸の中に
残っています 消えないように
ずっとずっと 僕の心で 包んでおきます
さようなら・・・さようなら・・・ずっと好きな人よ・・・儚き花火の残り火よ
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