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傷心
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作詞 はな |
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消えないように
手を、伸ばす
ひかりはあたりまえに
小さい手じゃ包めなくて
泣きだすわたし
およそ日常的な、非日常のなかで
校長せんせいのお話 眠いなあ
光速音速 ひはまたのぼる
ひかりがだいすき 人類は
近代テクノロジー 偽物のひかりを創るのです
手が光に触れるなんて できないのです
そうです
わたしはとても空虚な気分
ひとに話せるくらいならどってことない
友は言いますが
むしろ、吐き出してしまえ
開き直ります
ぽっかりおなかに穴が空きました
埋められない
わたしにも
ぼく、眠いなあ
眠れなくて 眠いんです
お昼はだいじょうぶなのに
夜はだめ
夜中の2時にお外へ出ると
びかびかとひかって 救急車が吠えます
あの音 きらい
あの音 こわい
テレビの声も 聞こえないのです
サンダルについてた紅いお花とれました
親指かくさなきゃ
それは 霊柩車見たときだっけと思います
どちらにしても 眩暈がします
あさやけ 夜景 きれいだなあ
ひかりはわたしを置いてって
みんなさらって行くのです
言葉はなくとも とうめいなこころのままで
音速光速 ひはまたのぼる
ひとりで居たいです
いたいです
痛いです
傷心 傷心
助けを求めていいですか?
いけません
いいえ今日も日はまた昇り
あらたな花を咲かせるのです
音速光速 ひはまたのぼる
まばたきを 覚えたのは いつだったか
ひかりをさえぎり ひかりを求め
音速光速エネルギー なにやってんの人類兄弟
どうなってんだ地球
そしてまたきょうもまたあかるいひはのぼる
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