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No title
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作詞 15 |
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寒い寒い冬の日
貴方は幻となって消えた
けれど携帯には貴方の名前ばかり
そればかりが刻まれている
なのになんで貴方は居ないのだろう
携帯電話にも心にも
貴方の姿と名は刻まれているというのに
何故私の前から姿を消したのですか
こんなにも愛しくて仕方ないのに
貴方のメールの題名はいつも無題でした
題名をつけてくれる事はありませんでした
それでも嬉しかった 貴方からのメールが
なのにもう送られてこない
無題と記されたあのメールは
もう送られてくることは無い
送るべき人がこの世から去ってしまったから
もうNo titleの文字を見ることは出来ない
酷く心が痛んだ
タイトルが無くったっていい、
貴方が傍に居てさえくれば
なのにも拘らず貴方は消えた
私の涙は頬を伝って
携帯電話へと落ちていく
声にならない痛みと叫びが
私の心を襲った
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