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蛍の花
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作詞 sol |
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青く映える景色を見渡す小高い丘
途惑うように揺れる、一輪の花
名前さえ知らないけれど綺麗に想うよ
どうかその色を無くさないでと願う
ほら君が揺れれば空は蒼く染まるから
泣かないで此処は君の為にあるんだよ
何気なくいつも眺めていた小高い丘
躓いて折れそうな、一輪の花
言葉さえ伝えきれないけど愛しく想うよ
せめてこの季節が駆け足で過ぎ去らぬように
ほら君が転べば僕が手を差し伸べるから
俯かないでいつも君は前を向いていて
繋いだこの手を離さない為なら夢など要らない
もっと笑っていてくれよ
孤高に咲き誇る名も無き花
それはまるで暗闇を照らす蛍のように
紅く染まる景色を見渡す小高い丘
唄うように揺れる、白い花
名も無く咲き続けている君を見ていて
例えこの世界が闇に呑み込まれても恐くなど無い
ほら君が唄えばこの世界は晴れるでしょう
ほら君が笑えば僕も笑っていられるから
泣かないでいつも君は笑顔のままで
繋いだこの想いを無くさない為に唄を唄うよ
もっと笑っていてくれよ
夕闇に煌めく、まるで蛍のような花
消えずに今でも暗闇を照らす
僕の暗く染まった世界を照らし出した
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