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未来
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作詞 yuzu |
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久しぶりに肩を並べて歩く
オレンジ色のアスファルト
静かな街に響く足音
「君を攫ってしまいたい」
そんなことを願う自分が
ひどく情けなくて―\
隣には君の笑顔
幸せなはずなのに泣きたくなるのは
西の空の闇に染まる夕焼けが
二人の未来のようだから
二人が出逢った奇跡が
ほんの些細なものだとしても
僕にとっては唯一の光だった
「ずっと一緒にいたいね」
君の無邪気な願いに
作り笑いで頷いた―\
手を伸ばせば届く距離
それでも手を握ることが出来ないのは
二人が一つになれないことを
感じるのが恐いから
ずっとずっと離れたくない
君無しではもう生きられない
幸せなはずなのに
胸が痛くて苦しくて
君の名前を何度も呼んだ
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