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霊鳥
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作詞 壱散 |
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痛みに死んでいくわ 死なせたのは黒の呪い
冷たい火に焼かれ 泣いて いのりは死なされ 消えていった
あともう少しだけ手が伸ばせたなら
貴方の存在を奪うことができたのに
やわらかな兎の毛(うのけ)のように そんな心の貴方
優しすぎて 苦しすぎて
痛みに死んでいくわ 死なせたのは黒の呪い
冷たい火に焼かれ 泣いて いのりは死なされ 消えていった
ひかりの中でさえ 私がひとりっきりなら
せかいの中でさえ 私がひとりっきりなら
苦しみに生きなさい それだけ見つめて後は捨てて
赤い電子音はあの鳥を呼ぶの 悲しみを呼ぶの
言葉だけが私を 伝えてくれると思ってた
けど 貴方が死んでしまっては どうしようもなくて
どのくらい叫んだか 今もよく 覚えてないけど
いつかの鳥を 思い出させた
貴方はだあれ、と聞けば 「僕は鳥だよ」と言うの
うそばかりの血など 飛んで 世界を染めた
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