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at 2155.
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作詞 上総 |
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君の身体をライトで宛(あ)てたら
黒い影と 涙が落ちてきた
君の頭を撫でてみたら
赤い頬と 笑顔が見えた
僕等が迷った 150年後の未来は
僕等が予\想していたとおり
君の影は 大きくなり
涙も倍に 増えていた
今生きている僕等は 何をすれば良いんだろう
この未来は ゴミだらけで汚くて
川は枯れ 木々は無く
荒れ果てたこの大地は 淋しすぎる
歳をとったビルも 倒れて瓦礫(がれき)の山となった
「寒いよ。」 「苦しいよ。」世界の何処かで
叫んでる人が居る 嘆いてる人が居る
どんなに水が欲しくても
どんなにパンが食べたくても
僕等はそうやって 死んでいくんだ
君が一歩進んで 僕が手を繋げば
未来は 幸せになるのかな
君が二歩進んで 僕が追いつけば
過去は 消えるのかな
一人一人の笑顔が 一つの罪を消すなら
そうなるんだったら 今の僕等は何だろう
君が見つけた星も 願っていた祈りも
全てが 崩れ 消え 何もかもが闇に吸い込まれる
未来が 消えて行く… 君が 消えてゆく…
僕等は 泣く事しか出来なかった
僕等は 人を恨むことしか出来なかった
結局 何も出来なくなった
僕等が戻った 150年前の過去は
僕等が 住んでいた頃
何も知らない子供が
笑顔を満たしていた
あなたは どう思いますか?
一つくらいは 何か 出来るでしょう?
一度 未来に行きますか?
そこは 幸せだけじゃない 苦しみがある
愛する人は
いますか?
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