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逢いたい
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作詞 燐鎖 |
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当たり前のものを無くした時
こんなにも心が切なくなるんだなんて
考えたこともなかった
これが単なる悪夢だったら
今すぐ目を開けて貴方に抱きつきたい
でも そんなに優しいものじゃなかった
貴方がいないのは 紛れも無い現実で
ざわめく街角一人歩いた
この世界では貴方がいないことすら気づかず
笑い合っている人がいる
とてもそれが不思議に思えた夕方
私は貴方を思い出すことを拒み
慰めてくれた友達を置いてきてしまった
私の部屋にとぼとぼと戻り貴方との写真を
並べて 眺めて ただ泣いていた
優しいところ 弱虫な心
どきっときた仕草 首をかしげる癖
貴方のことは全て知っているのに
貴方はもう居ない
私の前に現れることはない
願いが今叶うのならば 貴方に逢いたい
最後の最後まで笑顔で笑って
「お前は幸せに…」なんて勝手すぎるよね
目から溢れ出す涙すら抑えられない
自分をかっこ悪いと思った
未だに貴方がいないこと信じられないけど
私は確かに未来へ歩いてた
これからどうすればいいか分かんないけど
頑張っている私がいた
二人でずっとこれから長い道を
歩いてゆくと決心したのに
私の目の前の道は途切れてしまった
これからどうすればいいの
私に悲しみを残さないで
貴方の思い出が深すぎたのよ
願いを今叶えくれるのなら 貴方に逢いたい
もう一度 逢いたい
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