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涙一つ
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作詞 kusa |
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風の音に耳を澄ませて
涙一つ
ゆっくりと立ち上がった荒野には
自分さえも見当たらなかった
どれほど悲しいと思って
涙一つ
本当にこの感情を表\したいのか
分からない自分は一体何者なのだろうか
稲穂の音を拾い集め
涙一つ
あの日の郷愁に心を寄せて
それでも誰もいない荒野を歩いていく
一日が終わってほしくなくて
涙一つ
西に向かい
永遠に来ない夕暮れを願う
幾年も輝き続ける星に
涙一つ
綺麗だと思っていた光
ただの石の欠片だったんだ
大人へとなってしまった僕に
涙一つ
どうしても思い通りにいかない社会に
わがまま言う僕はまだ子供だったんだ
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