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砂の城
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作詞 アキラ侍 |
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忙しく走る世界に
突然僕は背を向けた
走り行く時代を 見過ごして
作り上げた砂の城
知らない所に咲いていた サラサラの砂を
一つ一つ積み上げて
自分の居場所を作ったんだよ
不安にかられる日々を
はさみで切り取って
ぽっかり空いた穴に
写真を貼\り付けた
かわりゆく写真の面影を
無情に見つめる僕ら
走りゆく時代は
僕らに知らぬふりをして
過ぎ去ってゆく
嗚呼これでいいのだろうかと
遠くの自分がつぶやいても
何も起こさず
たたずむ砂の城
無情な日々に波が訪れ
砂の城は音もなく崩れた
後には何も残さず
世界は去り行く
聞こえるは 波の満ち引きの音
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