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少年の唄
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作詞 琴雨 乙 |
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妙に乾いたグラウンドの土に丸い染みができていくよ
雨なんかじゃないさ 太陽が笑ってるから
汗なんかじゃないさ 俺にはわかる
妙に灰色のガードレールにたくさんの傷がついていくよ
かすり傷なんかじゃないさ 外からは見えないんだ
こすり傷なんかじゃないさ 俺にはわかる
傷跡が雨に滲んで茶色く染まる
それはまるで涙に滲んだ君の赤い・・・
どうして世界は小さな戦争がたくさんあるの
どうして世界は大きな戦争しか見えないの
誰か 誰でもいいから 地球に絆創膏をください
ここでは 何故か 絆創膏は作れても貼\り方を知らないみたい
変だな雨が降ったのに水たまりがないよ遊べないよ
異常気象?そんなんじゃないさ 俺にはわかるんだ
正常気象!名づけるならそんなとこ だってわかってたんだろ?
変だな逆さにつるしたのに太陽の光浴びてる黄色いてる坊主
汚れなんかじゃないさ 光浴びて日に焼けただけ
染みなんかじゃないさ 俺にはわかるんだ
「異常気象だと騒ぐ前にもう予\想してたはずだろ。」
黄色い背中で坊主は語る・・・
どうして世界は小さな涙であふれてるの
どうして世界は大きな叫び声しか聞かないの
誰か 誰でもいいから あのすすり泣きに耳を傾けて
何故か ここでは 涙を拭くものがあるのに拭いたことがない
嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 ああ!!
どうしてなんてもう知ってるけれど
どうしてと聞かなきゃ意味を忘れてしまうから
困ったな『口は災いの元』だっけか
叫び続けてたら いけないことだったみたい
困ったなしょうがないから小声で・・・
小声で言っても 伝えたい人には伝わらないのに
もう、声すら出ないよ
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