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距離
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作詞 BATU |
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憂鬱なほど曇った空
帰り道を静かに歩く
急に走る君の背中
私にない何かを持っていた
いらないものは捨ててきた
いるものまで分からずに捨てた
君の心はいつも溢れる
ガラス玉が足元に転がった
君の背中に翼が見えた
零れ落ちるほど綺麗な夢
振りかえった君の笑顔が
何処かに行ってしまいそうで
残酷なほど冷たい水の中に落とした
無神経な足でガラス玉を蹴飛ばした
何処かに行ってしまいそうで
不安定な心が冷たくて
君の背中を追うほどの
勇気なんて無かった
君の背中に翼が見えた
曇り空も晴れるほどの光で
憂鬱な気持ちなんて
何処かに行ってしまうほど
灰色の気持ちが水の中で溶けるように
傷だらけになった足に光る靴が見えた
君の背中に翼が見えた
溢れ返る夢を分けて
振りかえった君の笑顔に
少しでも近づけるといい
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